感染症の知識

                                   感染症の知識
感染症メモページへ
 感染症の知識/トップページ                  感染症の知識

感染症の知識


感染症の知識

     
§1  感染症の知識


       感染症の知識にようこそ! 心より歓迎致します。当サイトでは、感染症に関わる知識を疾患名症状から

       お調べ頂けます。 メニュー(ヘッドライン)は各ページのフッター部分に掲載させて頂いております。 どうぞ、

       あきらめないで根気よくお探し頂き、お役に立てて頂けます様に心から願っております。


      
人類は有史以来、感染症なるものに悩まされ続けてきました。現代でも、感染症はインフルエンザ、エイズ、

      結核、麻疹、コレラ、STD、肝炎、ノロウィルスなど数え上げればきりが有りません。そして、その感染症に

      より命を落とし、寿命を縮め、後遺症や、発熱腫れ痛みと戦っても来ました。それでも、感染症の原因ウ

      ィルスや菌などは未だに、形を変え耐性を持ち、人類に挑戦し続けております。 この世に感染症がなけれ

      ばと、願わずにはおられませんが、 それが出来ない趨勢であれば、今、私たちに出来る事は感染症を知る

      事、感染症の知識を持つ事ではないでしょうか。感染症には知識の盾で対抗しましょう。







     
§2  人の体は守られています/感染症の知識


      
§2−1 体表面/ヒトの体は守られています/感染症の知識

        ヒトの体は毎日の様に、病原微生物などから攻撃されているといえます。 それらの外敵から守るために、

        ヒトの体は多くの防御機構を備えています。 まず最初にその働きを持つものに表皮が有ります。表皮の

        細胞は微生物が真皮層や血中に入るのを阻止しますし、角質化した皮膚表面が脱落すれば、同時に皮

        膚表面に付着した病原微生物も除去される事になります。 更に、汗や皮脂がその酸や脂肪酸などの成

        分により、病原微生物の増殖を抑制し、感染や皮脂腺からの侵入を防ぎます。




      
§2−2 体内/ヒトの体は守られています/感染症の知識

        眼は結膜を覆う粘膜(病原微生物が結膜に直接接触する事を防ぐ)や涙(涙に含まれるリゾチームは細菌

        の細胞壁を破壊し、 ラクトフェリンは抗菌作用を持つ)で守られています。 鼻腔や気道は気道表面の細胞

        から分泌される粘液が気道上皮の繊毛により絶えず外部に移動しており、これにより病原微生物も体外に

        移動する事になります。鼻毛は気道に侵入しようとする微生物が、ある程度そこで引っかかり侵入を防ぎま

        す。 咳やクシャミは、気道粘膜表面に付着した異物を、体外に反射的に排出する防御機能といえます。口

        腔や消化管の表面を覆う粘液は、微生物が直接細胞に接触するのを防いでおり、唾液は病原微生物や異

        物などを絶えず洗い流していますし、 消化管からの消化液などに含まれる胃液、 胆汁酸などは病原微生

        物を不活化する働きをしています。 尿に至っては、外尿道口付近に細菌が生息する場合でも、それを逆行

        して尿路が汚染される事から守る役割を果たします。







     
§3  感染症を起こす細菌とウィルス/感染症の知識


       多くの病原性細菌は口、鼻、喉、腸管、尿の粘膜などから体内に侵入します。汚染食物、飛沫感染、性的接

       触などで侵入した細菌は、増殖してコロニーを形成します。標的とされる細胞は病原体により異なります。感

       染症を発症する大半のケースは、増殖した細菌が、ヒト細胞を侵し、殺して行きます。又、毒素によりヒト細胞

       を攻撃するものもあります。黄色ブドウ球菌は毒素性ショック症候群毒素、病原性大腸菌はベロ毒素を産生し

       ます。更には、 組織表面の細胞を攻撃するばかりでなく、内部を侵すO-157、劇症溶連菌、黄色ブドウ球菌

       などもあります。



       その一方で、ウィルスは細菌と異なり、生物(細胞)に寄生しなければ、生存できません。(細菌は栄養素が

       有れば生存が可能です) その代表的なものには、 ヘルペスウィルスインフルエンザウィルスHIVなどが

       あります。ウィルスの場合も、まず、細胞内部に侵入し、遺伝子を複製、転写、出芽によりウィルスを大量に

       産生します。この中には、細胞を癌に導く特殊な癌ウィルスもあり、一定の期間の経過後に細胞を増殖させ、

       癌を発生させてしまいます。 出芽した細胞は、新たな細胞に感染します。 ウィルスの変異のし易さは、細胞

       の比ではなく(1000倍とも言われています)、 それゆえに、耐性を持つウィルスも出現し易く、大きな問題に

       なっております。 (HIVインフルエンザウィルスC型肝炎ウィルスなどはRNAウィルスであり、耐性を持ち

       易い事で知られております。)







     
§4  感染症の特性/感染症の知識


       感染症はその特性として、気を付けなければならない事があります。
感染症の三主徴としては、発熱腫れ

       痛み
が上げられますが、熱・腹痛・鼻血発疹血便など複数の症状が、同時に発現する場合には気を付け

       る必要が有る
という事です。また、感染症が今問題の癌や心臓病、関節炎の原因になっている場合もありま

       す。例えばヒトパピローマウィルス子宮頸癌の原因に、ヘリコバクター・ピロリ菌は胃癌の原因に、クラミジ

       ヘルペスが心臓病、G型肝炎ウィルスは関節炎の原因になっている事などが上げられます。


       感染症の治療に際しては、緊急に対応処置する必要性が多々、あります。その為に細菌検査の結果を待っ

       てからの治療では問題を生じる恐れが高く、日常対応として、エンピリックセラピーとしての経験的な治療が

       選択される事になります。 その後、追って検査結果が出てきた段階で適正な抗菌薬に変更するなどの対応

       になります。






     §5  感染原因生物/感染症の知識


      §5−1 病原微生物/感染原因生物/感染症の知識


       
感染症を引き起こす病原微生物には、 細菌や原核生物、ウィルス、プリオン真菌原虫などが有ります。

       (一般細菌分類表原核生物分類表ウィルス分類表寄生性原虫分類表も御参考にご覧下さい。) 真核

       生物原核生物はDNAを遺伝物質としており、二分裂による増殖様式です。一方、ウィルスの増殖様式は

       宿主細胞に遺伝子のコピーと 粒子形成のための蛋白質を大量に合成し、 粒子内に遺伝子を組み込んで、

       宿主細胞からウィルス粒子を多数産生します。クラミジアリケッチアは動植物に寄生して増殖し、マイコプ

       ラズマは自己増殖能力は有りますが、細胞壁が有りません。







      §5−2 病原生物/感染原因生物/感染症の知識


       
感染症を引き起こす生物としては、寄生虫の線虫類、吸虫類、条虫類などがあります。

       (寄生性線虫分類表寄生性吸中分類表寄生性条虫分類表も御参考にご覧下さい。)





      
* ICU(集中治療室)感染症;ICUでの感染症の世界的調査は殆んど有りませんが、 2009、12月にベルギ

      ーErasme大学病院集中治療部門の2研究グループが、 世界75カ国の1265の集中治療室で治療を受けて

      いる患者の調査を行った結果を、米医学会誌(JAMA誌)に発表しました。その結果、19歳以上の13800人

      の患者のうち、 患者の51%が感染症であり、感染症の64%は呼吸器関連、71%は抗生物質の治療を受け

      ていました。ICUでの3大起炎菌はMRSA緑膿菌カンジダである事が知られております。 ICUに入る期間

      が長いほど発症率は高く、感染症の患者のICUでの死亡率は25%(感染症で無い人は11%)であった。












      
* 原核生物;細胞は真核細胞(細胞が核膜により、核と細胞質に仕切られる→真核生物/動植物など高等生

      物は全て、真核生物です。単細胞生物にも動物性の真核細胞のものと、細胞壁を持つ植物性の真核細胞が

      ある)と 原核細胞(核膜が無く、細胞質と核は区別できない→原核生物/原則単細胞)に分ける事ができます。

      原核細胞と原核生物は同じ事です。


      
* ご参考;「一般細菌(グラム陽性・陰性の球菌・桿菌)や、 スピロヘータクラミジアリケッチアマイコプラズ

      抗酸菌などはグラム染色法で考慮すると、抗酸菌は外膜を持たないグラム陽性菌、外膜を持つスピロヘー

      タはグラム陰性(抗酸菌やスピロヘータは染色性不良で陰・陽性の判断が困難)、 クラミジアリケッチアもグ

      ラム染色での分類はしませんが、外膜を持つため、グラム陰性と考えられます。マイコプラズマは細胞壁を持

      たず、外膜も持たないグラム陰性ですが、原核細胞を実際のグラム染色性や形態で分類できる典型的な細菌

      と抗酸菌・スピロヘータクラミジアリケッチアマイコプラズマなどのあまり典型的でない原核生物にも整理で

      きる」としています。



      
* 原虫;動物性の単細胞真核生物の事。トキソプラズマトリコモナスマラリアなど



      
* 真菌(カビ);植物性の単細胞真核生物。」


      
* エンピリックセラピー(経験的抗菌薬治療);原因菌が不明ではあるが、患者さんの背景(症状・病態など)と

      疫学情報に基づいて、起炎菌とその菌の薬剤感受性傾向を予測した抗菌薬の選択をして、治療を行います。










 感染症の知識/トップページ



   ◎症状及び、疾患名からお調べ頂けます。症状からお調べになる場合、金色のボタンで、リンク先をご覧頂きま

   して、他の症状の合致度も確認なさって下さい。 思い当たるケースの多いほど、当該疾患が問題の疾患である

   可能性が高いと考えられるでしょう。(あきらめずに、丹念にお調べ頂ける事を願っております。)




症状から確認します。
痛みT 痛みU
嘔気・悪心 血液 便
発疹
皮膚・粘膜・感覚器
腫れ
リンパ節 喘鳴
黄疸 呼吸 心臓
尿
各種障害T 各種障害U 血圧
性格・行動・体位
合併症T 合併症U 寒け
毛髪
全身症状
その他T その他U その他V
疾患名から確認します。
呼吸器系感染症 消化器系感染症 循環器・血液系感染症
中枢神経系感染症 泌尿器系感染症 生殖器系感染症
耳鼻咽喉科系感染症
小児関連感染症 動物由来感染症
高齢者関連感染症
皮膚感染症 その他感染症
参考資料 感染症検査関連情報



















(C)allright reserved -感染症の知識- 免責事項 相互リンク @ABCD

<姉妹サイト> 健康・食生活 病気シグナル 癌のキーワード 尿と病気 痛みと病気